代表作『花もて語れ』や『夜明けの旅団』、実写ドラマ化もされた『ふろがーる！』の作者〚片山ユキヲ〛先生による
妻に先立たれ生きる気力を無くしていた男性が妻の遺した思い出の料理をきっかけに再起していく話を描いたグルメ系ヒューマンドラマ作品で、
２０２２年１１月２１日から『週刊ビッグコミックスピリッツ』（小学館）での連載がスタートしました。
そんな『米蔵夫婦のレシピ帳』ですが、２０２４年９月現在も連載中で、まだまだ注目の人気作品となっています。
過去にドラマ化もされた作品がある作者の作品ということで話題になり、その評判の良さから今も人気が上昇していることで再注目されている作品ですが、単行本の最新刊はいつなのか？などの最新情報を徹底調査してきましたのでご紹介致します。
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米蔵夫婦のレシピ帳の最新刊は？そして発売日はいつ？
マンガ「米蔵夫婦のレシピ帳」の最新刊ですが現在は４巻であり、２０２４年０８月３０日に発売されています。
そして次巻の５巻ですが現時点で正式に発表されておらず
２０２５年０３月０１日頃の発売予想となっております。
最初の方では新巻発売ペースとして６カ月から７カ月ほどになっており、最新刊につきましてもおそらくその時期かと思われますので新巻の発売がとても待ち遠しいですね！
本記事をご覧になって原作の「米蔵夫婦のレシピ帳」が気になった方は是非無料お試し読みから見ていただければと思います。
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主人公やヒロインなど登場人物
【米蔵 卵之助（こめぐら うのすけ）】
本作品の主人公。
時代小説家、57歳。
きまじめで融通のきかない性格。
妻を誰よりも愛している。
【貴船 虎次郎（きふね とらじろう）】
出版社・大学館の編集者、36歳。
楽観的で前向きだが、少しいい加減な性格。
（引用：『週刊ビッグコミックスピリッツ』（小学館）公式サイト 米蔵夫婦のレシピ帳）
米蔵夫婦のレシピ帳は面白い？
一部では話がよくあるグルメ系のジャンルだから面白くなさそうといった評価がされていることもあるようです。 または１，２巻だけ読んだ感想としてもそのように感じた方もいるようですね。
結論を申しますと管理人の感想としては思い出の料理というワードに魅力を感じましたし、話が進んでいくうちに物語に馴染を持てたこともあり面白かったです！
本作品の良かった所などをいくつかご紹介致します。
◇妻の思い出の料理と共に再起していく小説家のヒューマングルメドラマ◇
あらすじは、物語の主人公である気難しく人付き合いが苦手な57歳の時代小説作家〚米蔵 卵之助（こめぐら うのすけ）〛は、愛する妻に先立たれ生きる気力を無くしていました。
しかし、「作品を完成させる」という妻との約束を思い出し、妻が遺したレシピ帳で妻の料理を作り、食べることで、米蔵は悲しみの底から甦り、小説と向き合う力を取り戻していきます。
一見グルメ漫画に見せかけた、情緒あるヒューマンドラマで、読み始めてから泣かされてしまいました。
妻に先立たれた小説家の日々を淡々と描かれており、妻の事で後悔しながらも、米蔵の歩みを止めず、先に進もうとする力強さが泣けてきますし、言葉が無くとも亡き妻や料理に対する想いが伝わってくる人情味溢れる物語に心が響きます。
繊細に描かれている米蔵の心情
米蔵は日々の悲しみから逃れるため、ありし日の思い出を振り返るため、男は妻の残したレシピを見て食事を作るきっかけになり、過去を整理して、新しい明日へと進むために歩み始めます。
少しずつ心の整理がついてきたかのように思えた日々でしたが、しかし、料理を作ることで不意の一瞬に妻が生きているかのように錯覚してしまったことで、死んでいるということ失ってしまったという現実をを突きつけられてしまい、心が抑えきれなくなってしまう米蔵は妻のレシピノートを見て泣きながら作り、そして泣きながら食べて噛みしめて、という話に、悲しみに直面した人間の歩みに胸が締め付けられる思いになりました。
残酷にも突きつけてくる孤独な現実、そして消せぬ後悔に苦しむことになりますが、少しずつでもいいから、孤独・後悔と向き合い、前へ進んでいくしかない、そんな米蔵の心情が繊細に描かれていて、納得するまで妻の料理を再現しようと一生懸命に足掻いて、亡き妻の気持ちに寄り添おうとしている米蔵の姿にはとても感動しました。
思い出の料理が純粋に美味しそうで眼福
米蔵の亡き妻が残してくれたレシピから作られる料理はどれも美味しそうな品ばかりで、どこか懐かしさを感じられる料理もあり、妻がこれらの料理を米蔵の事を想い、愛情込めて作っていたと考えるととても感慨深く、それだけでも泣けてきます。
亡き妻の料理を完璧に再現することは叶わなくても、米蔵が妻の料理を受け継いでいこうとする想いに胸が打たれました。
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米蔵夫婦のレシピ帳の打ち切りで完結の噂は本当か？
「米蔵夫婦のレシピ帳」は本当に打ち切りになるの？
巷では米蔵夫婦のレシピ帳の打ち切りの噂が一部で流れており、評判次第ではもうそろそろ完結してしまうのかなどネット上で話題になっていたことも要因の一つかと思われます。
では実際に打ち切りが決定したのかというと『米蔵夫婦のレシピ帳』は打ち切りになっておりませんし、 公式からもそのような発表は全くございませんでした。
打ちきりの噂が流れた要因は定かではないですが、マンガの新巻も２０２５年の０３月０１日頃に発売が予想されております。
米蔵夫婦のレシピ帳はやっぱり面白い！ファンの口コミ・評価や感想をご紹介
その他本作のファンの方の声を一部ご紹介致します。
ファンたちの口コミ・評価・感想など
40代男性病気療養中の妻がいる小説家の主人公（かなり強面でカタブツな初老のオッサン）が、健康のために青汁を飲みながら妻の退院を待つところから物語はスタートするのだが、物語開始早々に妻の容態は急変してそのまま帰らぬ人となってしまう。妻を見送ったあと、目に見えて憔悴していく主人公を救ったのは妻の残したレシピ帳だった…と言う割と重めの導入から始まるグルメ？漫画です。
漫画の描写も手伝ってか、妻のレシピを元に料理を作り上げて食する主人公の心境を考えると泣けてしまうのは私が主人公と近い歳のオッサンだからでしょうか…結構な作品の漫画を読んできましたが、記憶にある限りだとソーセージと卵焼きで泣かせる作品はこれが初めてです。
30代男性妻に先立たれた不器用な作家の男が、彼女の遺したレシピを参考に料理を始め、さまざまな人々との触れ合いを通じてゆっくりと人生をやり直していくという内容のお話の作品です。
初めは完全に料理マンガだと思って読み始めたので、本作のあまりにも直球、かつ深く心に残るヒューマンドラマに、良い意味で期待を裏切られました…！
本当に随所に泣けるポイントがあって、もう何回泣いたか覚えていないくらいです。
妻の遺したレシピを知り、後悔と嗚咽に咽び泣きながらも、それでも前へと進もうとする主人公の強さに深く心を打たれました。
さまざまな料理が登場しそのどれもが魅力的ですが、個人的には京風カレーうどんが一番好きでしたね。
本当に深い魅力を秘めた作品なので、非常にオススメです！
20代男性時代小説家米蔵卯之助は見た目は頑固者。彼が最愛の妻りほ子を病で失い生きる気力を失うさまから、妻が遺したレシピ帳の料理を作ることで、徐々に自分を取り戻していく様子が描かれています。
第一話から妻の死という悲しい描写から始まりますが、妻の書いたレシピ帳の料理を作ること、妻との約束を思い出すことで卯之助は作家として復活していきます。そして卯之助の中で妻はずっと生き続けるのです。またこの作品を読むと、如何に何気ない日常がいかに大事かと事も感じさせられます。
作中では卯之助は自分が知らない妻の姿を発見するにつれ、妻の生きた証を感じながら、少しずつ作家として復活して行きます。りほ子のレシピ帳は卯之助の道標にもなっているようですね。
卯之助は普段から不精ヒゲを蓄えた頑固親父のイメージですが、心は繊細な人のようで、彼の細かい心理描写が作品のスパイスになっています。一方の妻りほ子はおおらかでただ卯之助の事を信頼していたように見えます。とにかく泣けますが単なる感動ポルノではなく、生きることの意義や大切さを思い起こさせてくれる作品だとも感じました。
30代女性女の方が寿命は長い。そして実は女性の方がクールで、連れ添ってきた相手が死んでもその後の人生をお友達たちと楽しく暮らしているものなのです。でも例外はありますよね。先に亡くなってしまった奥さん。男はそれで一気に落ち込んでしまうものなのです。女性が寿命が長いのは理にかなっているのかも。残されて、どう生きていくのか。食べるというのは生きる上で一番重要なことです。それも奥さんが残したレシピ帳を見て一つ一つ料理に取り組んで、それでもう一度生き直す。いいなと思えました。奥様との思い出を噛みしめ消化していくことができる。もしも自分が先に死んだとしても、こんな感じでいてくれたら妻としても一安心です。なんとも渋い絵柄がいい。
米蔵夫婦のレシピ帳のまとめ
本記事にて米蔵夫婦のレシピ帳の最新刊とアニメ化についてを徹底調査した上でご紹介してきました。
米蔵夫婦のレシピ帳の最新巻は？打ち切りにて完結してる？
・現在最新刊は４巻で次巻の５巻は２０２５年０３月０１日頃の発売予想
・アニメ化は発表されておりません
マンガ「米蔵夫婦のレシピ帳」は下記の理由で面白い、今後も期待ができる作品です！
・◇妻の思い出の料理と共に再起していく小説家のヒューマングルメドラマ◇
・繊細に描かれている米蔵の心情
・思い出の料理が純粋に美味しそうで眼福
そして打ち切りの噂は事実ではなく公式からもそのような発表はございません！
最後まで本記事をお読み下さりありがとうございました！
本記事を読んでいただいて「米蔵夫婦のレシピ帳」が気になった方は是非無料お試し読みから見ていただければと思います。
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